2023/5/6
簡単!確実!実証済み!話せる英語の身につけ方5ステップ
TOEICは高得点を取れたのに話せない、英語の映画を字幕無しで楽しめない。
英会話学校には何年も通って、トータルで100万円以上は使ったのに、
ネイティブの会話が聞き取れない。
自分の考えていることを日本語のように自由に話せない。
英語が話せることに憧れて、勉強しているけれど、使うシーンがなくて努力が無駄になりそう。
もうこれ以上、効果が得られるかわからない英語学習にお金を払い続けられない。
英語を話せて使えるようになりたいと考えている人で、こんな風に感じたことがある人は多いのではないかと思います。
私もそうでした。
今回の記事では、そんな英会話習得ジプシーをやめて、英語を聞けて話せるようになる5ステップをまとめてみました。
もくじ
1.この記事を読むことで得られる資産3つ
私は、一度も留学せずに、1年で自由自在に英語を話せることができるようになりました。
以前の私は、社会人になってから、TOEICの勉強を始めて、800点超えのスコアを取ったのですが、自分の専門分野の会話の場合に限ってなんとか話せるレベルでした。
けれど、自分の専門性と離れた分野で仕事をする機会があった時に、海外のクライアントとの英語での会議は惨憺たるものでした。
強いドイツ語訛りの英語が全く聞き取れず、しかも専門外だったので、本当にちんぷんかんぷん!
これは、本格的にちゃんと英語を話せるようにならないと!と強く決意した出来事でした。
けれど、英会話学校や、英語のアプリは、結構高いし、独身のときのように、またそんな英語学習に、沢山のお金を使うのは気が進まない…
お金は子供の将来のために使いたい。
今回の記事では、このような経験をした私が、実践して1年でネイティブの話す英語が聞き取れるようになり、
自分の言いたいことをとっさに英語で表現できるようになった、簡単で自分の上達を実感できた英語の学習法をご紹介します。
今回の記事を読むことで、あなたはこの3つの資産を受け取ることができます。
- 話せる英語の学習方法がわかる。
- 話せる英語学習の継続方法がわかる。
- 話せる英語学習について納得感を持って実践することができるようになる。
そして、これを手に入れることで、あなたも、地球の公用語である英語で自分の言いたいことをちゃんと話せるようになり、
英語の映画やyoutubeなどのコンテンツも字幕無しで楽しめ、そして、20億人もの英語スピーカーとコミュニケーションが取れる世界に足を踏み入れることができるようになります。
それでは、英語自由自在への扉を開けて見てみましょう。
2.日本にいながら英語を話せるようになる確実な5ステップ
- リアル英語の発音を理解して、発音とリスニングをできるようにする。
私は、子供の頃から英語が好きでした。
中学生の時には英語の歌が好きで、どうしても自分でもネイティブの人が歌うように歌えるようになりたいと思い、
何度も聞いて、発音を真似して歌っていました。
その甲斐があってか、私の英語の発音は日本の英語教育だけを受けてきた人に比べてちょっとだけネイティブっぽい感じの発音になっていました。
けれど、ネイティブの話す英語はほとんど聞き取れない。
それは単純に私がリアルな英会話を聞く量が少ないからだと思っていました。
けれど、それは違っていたのです。
実際のリアル英会話では、日本の学校で教わる英語と違って、単語と単語は別々に発音されません。
例えば、I Love it!
という文章は、【ai lʌ’v it】アイ ラヴ イット
とは話されず、
【ai lʌ’vit】アイ ラヴィット
とloveとitは一つのラヴィットという単語であるように話されるのがリアル英会話の世界です。
このようなリンキングと呼ばれる発音方法がある、というのは英語の歌を真似している時になんとなく知っていました。
けれど、リアルな英語の世界はリンキングを徹底的に理解し、そして自分でもそれを再現して話せる様になると英語が聞き取れ、そして自分でも話せるようになることがわかったのです。
いわば、発音のトレーニングとも言えるこの学習には私は、2ヶ月で結果が出ると保証している教材を使いました。
これには、20万円を投資しました。
この教材は、リアルな英語の発音についての説明講義を受講して、それを真似して発音し、
自分の発音の音声ファイルを提出し、ネイティブの先生からフィードバックを受けるという内容のものでした。
フィードバックは2ヶ月分の音声提出について受けられるということだったので、
年末年始や体調不良の日などを除き提出し、トータルでは4ヶ月くらいかかったと思います。
けれど、全て終わらせたときには、自分の英語の発音も前に比べて格段に向上し、
英語の文を見た時に頭の中で読む時の発音も変わってきました。
この、毎日自分の発音音声を録音して提出する、という週間が次の学習にも引き継がれます。
- ラジオ英会話のスクリプトのシャドーイング
リアル英語の発音トレーニングも終了し、自分の発音音声の提出がなくなった時点にて、
これで話せる英語学習を終わらせて、日本語だけでの日常に戻ったら、投資した20万円を活かし切ることができない!
そう思った私は、どうにか話す英語学習を続ける方法を探していました。
そんな時に出会ったのが、NHKの朝ドラのカムカムエブリバディでした。
親子3代に渡って、ラジオ英会話で英語を話せるようになったというお話が含まれているドラマでした。
ほんとかいなと思いつつも、
自分で口に出して話してみる。
何度も繰り返して話してみる。
毎日15分の番組を聞き続ける。
というキーワードを聞いて、アウトプットする教材もないわけだし
やってみようと思い、聞き始めました。
そして、それプラス、シャドーイングが英会話トレーニングに短期間で効果を上げる学習法であることも、youtubeを通して知っていたので、
ラジオ英会話のスクリプトをシャドーイングしてみよう。
と思いつき、実践することにしました。
話せるようになるシャドーイングの方法については近日公開予定です。
ただ、ここで問題発生です。
自分のシャドーイング音声を録音しても、
チーン…それで終わり。
誰も聞かない………
という状態だとこれはモチベが上がらない!
と思いました。
リアル発音トレーニングでは自分の音声を先生に提出して、それについてのフィードバックが得られる、というのが学習の大きなモチベーションになっていました。
なんとかこの環境も継続させたい!
と思って思いついたのが…
Meta(旧Facebook)のラジオ英会話コミュニティへの参加でした。
そして、コミュニティリーダーに聞いたのです。
「自分のラジオ英会話のスクリプトのシャドーイング音声をコミュニティにアップしても良いですか?」
と。
というのも、これを行う前までは、youtubeで専用チャンネルを作って自分のシャドーイング音声を公開しようかとも思っていたのですが、
そのような公開方法だと、スクリプトの内容に関しての著作権に抵触してしまうのです。
しかし、学習用でクローズドな環境では、シャドーイング音声の投稿は著作権に触れないということを確認しての打診でした。
ありがたいことに、コミュニティリーダーの方も快くシャドーイング音声のアップを認めてくださり、
晴れて、シャドーイング音声を録音して、同じ学習をしている人たちにも聞いてもらえる状態にするという環境を実現させることができました。
自分の学習のモチベーション継続にも、とても大きな効果を発揮しました。
なんせ、アップしなかったらどうしたの?という無言プレッシャーがあるわけです(と勝手に自分で思い込んだだけですが(^^;)。
そして、アップするからには、ある程度きちんとシャドーイングできた音声をアップしようという緊張感もありました。
これは本当に学習を続ける上での上質な緊張感だったと思っています。
そして、そうしていると自分も音声をアップしたいと言ってきてくれる仲間も出てきました。
話せる英語を身に着けたい、という同じ目標に向かって歩む仲間とつながることができたことも、嬉しいことでした。
それだけで、一気に心が暖かくなり、元気が出て、前に進むエネルギーを頂いたみたいで、本当に嬉しかったです。
- 英語のAIおしゃべりアプリを使った会話練習
次に私が行ったのは、
やっぱ、自分で英語を組み立てて自分の話したいことを話せるようになりたいよね、
を実現させる環境構築でした。
これには、英語でのAIによるチャットアプリを使いました。
基本的に、英語ネイティブの人がAIに話しかけておしゃべりするアプリなので
なんど、自動で英語の発音チェックもされるというメリット付きです!
ネイティブに伝わらない発音だとAIも認識してくれないのでこれは発音練習にも大変効果のある方法でした。
今までかなり発音練習やシャドーイングをして頑張ってきていたのに、やっぱり結構リアルな英語として認識してくれないのね、という感じでした。
そして、私が話しかけた内容に応じてAIが反応してくれたり質問をしてくれる、
それによって、私も自分の言いたいことをとっさに組み立てて話していく。
そんな練習の環境を手に入れることができました。
- 英語で自分を表現したい仲間同士での会話練習会
ラジオ英会話のコミュニティにシャドーイング音声を投稿してい続けている中、会話練習会を開催してくれる仲間が現れました。
そこで、週に1回、45分ほどのその会話練習会に参加することにしました。
やはり、AIおしゃべりアプリと違って、こちらは日本全国の英会話ができるようになりたい!
と思って頑張っている方々と繋がり、実際に会話ができたワークだったので、本当に楽しく、貴重で有益な練習会でした。
この会話練習会の最も良いところは、
正しく流暢な英語を話せなくても問題がない。
その人のペースで言いたいことを英語で言ってみる。
単語をポツポツ話すレベルでも大丈夫。
とにかく、英語を口から出してみる。
というスタンスだったことです。
間違えてもOK。
英語で話そうと頑張る気持ち。
を大切にしていることがこの会話練習会がとても貴重だったことでした。
日本で英会話スクールに通う場合、価格が飛躍的安いのはグループレッスンかと思います。
グループレッスンだと、私の経験上、やはり日本人の間違いを許容しにくい雰囲気に飲まれ、
文法的に正しいい英語を話さないと…
と考えているうちに、聞き役に回り、あまり自分で英語を話す、というアウトプットができなかった。
と感じたことがある方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
また、日本人同士で英会話練習会をしても、発音も正しい英語も話せない人の環境では上達しない。
というご意見もあると思います。
けれど、まずその前に、
単語ポツポツでも
メチャクチャな構造でも
英語を話してみる。
これってとても重要だと感じました。
そんな状態からスタートしても、それにより多くの気付きがあるからです。
例えば、単語の羅列でしか話せなかった。
↓
正しくはどんな順番で単語を並べると良いのかな?
↓
英語の語順による文章構築について学ぼうという意識になる。
↓
それを確認した後に、会話練習会で話してみる。
↓
英語の語順で単語を並べて、自分の言いたいことを英語で話すことができた!
こんな感じです。
赤ちゃんや子供は何かやってみよう!と思うことがあった時に、失敗で凹んだりしないですよね。
うまく行かなかった、いろいろ考えてやってみる。うまく行った!
子供の頃はこんな感じで物事に取り組んでいると思います。
大人になると、長い失敗を許さない学校教育の影響で、最初から正しい行動をしないと! という価値観になってしまっているので、英会話の上達にはまずこの考えを忘れて、まずやってみる、という意識で取り組むことがとっても大切と思いました。
- 英語で話されているyoutubeを使ったシャドーイング
ラジオ英会話のスクリプトでのシャドーイングを1年ほど継続して、このスクリプトでのシャドーイングが簡単に思えてきたので、ラジオ英会話での学習を卒業し、リアル英語の世界に飛び込むことにしました。
私が選んだのは、youtubeで公開されているネイティブによる英会話スクリプトです。
このスクリプトに行き着くまでにも、いろいろ右往左往していました。
ネイティブによる童話の読み聞かせ動画で練習しようかな。
いやいやそれだと、内容的に正直興味を持てないし、やる気も湧かない…
TEDって結構良いかも!
よしTEDでやってみよう!
わー!早いし、文章のひとかたまりが長くて、暗記しないとシャドウイングできない(泣)
これだと、難しすぎてついて行けない。
そこで今一度ラジオ英会話のシャドーイングで取り組みやすかった点について考えてみることにしました。
・スクリプトは40秒前後で終了する会話だった。
・最初のリスニングで会話の内容がほぼ理解できた。
この要素を満たしていたのが、このyoutubeチャンネルの動画でした。
一つ一つの動画は、30分以上あるものでも、小さな1分前後のトピックが集まって30分程の動画になっているものを選び、
一日1トピックをシャドーイングしていっています。
ラジオ英会話のスクリプトのシャドーイングの時は、オリジナルの音声と自分の音声と両方とも録音していたのですが、
こちらのコンテンツでのシャドーイングにしてからは、オリジナル音声は、ヘッドフォンで自分だけ聞こえる状態にし、
録音する音声は自分のシャドーイング音声のみ、にしています。
そうすることで、
自分が会話のスピード感でちゃんと英語を発話できているか?
間違っているaやtheなどの使い方。
Inやonなどの前置詞の使い方が適切か。
などを後で自分で聞いてチェックできるからです。
シャドーイングする際には、自分の音声も後で必ず聞いてちゃんと話せているかを確認することは上達に向けてとても重要なことです。
自分が話している下手な英語を聞くのは恥ずかしい!
と感じることもあると思いますが、慣れれば大丈夫です。
私も最初は自分のシャドーイング音声を聞くのがすごく恥ずかしくて
聞いてて下手だったので、めっちゃ痛いーとも思っていました。
けれど、そうやって自分と向き合っていくと、英語をしゃべる時にどういうところで自分が躓いているのかが可視化されます。
よく、問題解決をする時に、現状を把握するだけで問題は80%解決できる、と言われています。
それは、英語の会話練習でも十分に効果があると感じています。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか?
私が自由自在に英語を話せるようになるために使った金額は、リアル英語の発音を身につけるために、最初に20万円を投資したのですが、以降の学習は、ラジオ英会話の毎月のテキスト代、500円前後だけでした。
この方法で、今ではかなり自由に英語で自分の言いたいことを表現することができるようになりました。
大切なことは、何にどのくらいの時間とお金をかけるのかを自分で決めて、自分で決めた期限までコツコツと努力を継続することです。
日本にいながら、話せる英語、ネイティブの会話を聞き取れる英語の習得は、1年もあれば十分にできると私は思っています。
ただ、一日の中で仕事、家事や育児をしている時間などもあるので、英語学習に使える時間は人それぞれ限界がありますよね。
なので、使える時間と集中力、英語を自由に使えるようになった自分に対してのあこがれの強さ(英語学習のモチベーション)で、得られる結果のクオリティが変わってくると思います。
海外に気軽にはいけないけれど、本気で英語を話せるようになりたい、とお考えの方に、私の学習方法が参考になればすごく嬉しいです。