天野の賢象ダイアリー

2023/4/28

TOEIC470点〜800点超えのルート 社会人の勉強法8選

Intelligence

英語の教科書が沢山積み上がっている様子

グローバル社会の中、小学生から英語の授業が行われるようになった今、
自分の英語力を公的に証明できるTOEICで高得点を取ったほうがいいのかな?

けれど、TOEICはで高得点を取るのはすごく難しそう。

朝から夕方までフルタイムで働いている社会人はどんな風に勉強していけば高得点を取れるようになるのかな?

無駄なく高得点を取れるようになる必要最低限の勉強法を知りたい。

TOEICで高得点とされる800点を超えるとどんなメリットがあるんだろう?

この記事では、このような疑問を抱いている方へ、私が社会人になってからTOEIC470点から800点超えのスコアを獲得した過程と、その結果得られたメリットについてお伝えしていきます。

この記事を読むことで、あなたは、この3つの資産を受け取ることができます。

  • 470点から800点超えを取った社会人の勉強法がわかる。
  • 私が経験した勉強法で無駄な方法を省いた必要な勉強法がわかる。
  • TOEIC 800点超えのメリット。

私は、社会人になってから、初めてTOEICの勉強を始め、800点超えのスコアを取りました。

社会人になってからの英語の勉強は、朝から夜までの8時間の勤務時間以外の時間をうまく使って勉強を継続しました。

私は、卒業した大学は必ずしも、偏差値の高い大学ではありませんでした。
だからこそ、社会に出てから、社会一般的に認められる基準で、高いランクにまで自分を磨きたい、と思いTOEIC800点超えを目標にしました。

私が取り組んだ勉強法は、沢山ありますが、今回の記事では、それを整理して、効果があったものだけをご紹介します。

これから、TOEICで800点超えを目標としている社会人の方の羅針盤になれば嬉しいです。

もくじ

  1.  TOEIC800点超えで私が感じた実際のメリット
  2. TOEIC過去問題集での練習470点から600点超えまでスコアを上げた時の勉強
  3. 600点超えから800点超えまでスコアを上げた時の勉強法
  4. まとめ

1. TOEIC800点超えで私が感じた実際のメリット

TOEICで高得点を取ったとしても、英語で話すことができるようになるわけではない。

多くの方がこの様に実体験を述べているのを見かけます。

これについての私の実体験は………


はい、まさにそうです。

TOEICで800点超えのスコアを取っても、私は英語で自分の言いたいことを自由自在に表現したり、英語の映画を字幕無しで楽しむ状態にはなりませんでした。

旅行の時に限られた状況にて、自分の要望を伝えたり、自分の専門性が高い分野での仕事の会議等では、なんとか英語で言いたいことを伝えたり、聞き取ったりといった事はできました。

TOEICの正式名称は、TOEIC Listening & Reading Test(TOEIC L&R)です。
多くの方がまず受験するTOEICが上記になります。

他に、TOEIC Speaking&Writingというテストもあり、こちらは2007年から実施されているテストであまり認知度が高くありません。

私が800点を取得したのは、TOEIC L&Rの方です。

800点超えのスコアを取ってもリスニングと話すことについては、あまり能力が上がったと感じませんでした。

しかし、アジア圏、特に日本では、TOEIC800点超えは、かなり威力があります。

これを履歴書に書くことによって、英語での仕事ができる人、とみなされ高い報酬の仕事につくことができました。

アルバイトや派遣社員でもこれは同じでした。

同じ事務系の仕事であったとしても、英語を使うことができる人の時給単価は、そうでない人の時給単価よりも、高く設定されているので、少ない時間で納得の行く収入を得ることができました。

また、会社によってはTOEICの高得点取得のインセンティブとして、スコアごとに資格手当が支払われる会社もあります。

私が独身の時に所属していた会社がそうでした。
800点以上のスコアを持っている人には、10,000円が毎月のお給料にプラスして支払われることになっていました。
こちらについてはご自身の会社の資格手当について今一度確認してみると良いでしょう。

また、800点超えのスコアを獲得してからは、英語で書かれたサイトや、ニュース記事、小説などの書籍やビジネス本などを、かなりスラスラ読んで理解することができるようになりました。

これは、800点超えまで英語の読む能力を上げて本当に良かったと思えたことです。

これにより、仕事上で日本語で情報がなかったり、ごく限られた量しかなかった場合に、英語で検索を切り替え、自分の欲しい情報を得ることができているので、大きなメリットだと感じています。

2. 470点から600点超えまでスコアを上げた時の勉強法

  • 英文法の復習

TOECは全て英語で設問がアナウンスされ、記述されています。

なので、最初は日本語で書かれた英文法のテキストで勉強していたのですが、そもそもそれが良くないのかもと思い、英語で書かれた英文法のテキストで勉強することにしました。

最初に使ったのば、Basic English Grammarのようなタイトルのテキストにそのまま記入して勉強できるものを使っていました。

300ページあり分厚いテキストだったのですが、スペースをゆったり使った読みやすく書きやすいテキストでした。

  • TOEIC過去問題集での練習

リスニングについてはこの時期は特に何かテキストを購入して勉強していたわけではなく、
ひたすらTOEICの過去問や模擬テスト集で練習していました。

  • 勉強時間の確保方法

この時期は、会社から帰宅した後、あとは土日の昼間に勉強をしていました。

しかし、テキストやノートを閉じた状態で机の上に置いておいたり、本棚にしまっておくと、勉強する前に、テキストやノートを開いて続きのページを開く、本棚からテキストを出して、続きのページを開く、そして勉強を始める。

これだと、勉強を始めるまでに、いくつかのステップを経なければ開始できないことになります。

そこで、毎日勉強を継続するために、私は万全の環境を整えることにしました。

必ず、毎日勉強を継続できる環境。

それは、テキストとノートを開いたままで机に置いておくことです。

こうすることで、会社から返ってきた後、食事を終えたらすぐに勉強を始めることができるようになりました。
勉強が終わったら、次に勉強するページを開いたままにしておく。
ボールペンも開いたノートの真ん中に置いたままにしておく。

そうすると、勉強のためにテキストをパラパラ開く、ノートを続きのページから開くという手間を掛けずに勉強を始めることができ、
また、常に次に勉強するページが見えているので、やらないとという気持ちにもなりやすかったです。

こうして、英文法の復習とTOEICの過去問題集による練習をしていました。

3. 600点超えから800点超えまでスコアを上げた時の勉強法

  • 英文法の勉強

English Grammer in Useを使って引き続き英語で英文法を理解する勉強をしていました。

  • ペーパーバックを読む

800点超えに大きく効果があったのは、ペーパーバックを連続して6冊読んだことです。

これはその当時会社で一緒にTOEICの高得点の取得を目標としていた仲間と一緒に同じペーパーバック6冊を回し読みしていました。

どんなペーパーバックを選べばいいのか?
それは、やはり、自分が面白そう、この小説読んでみたい!と思うものを選ぶのがベストです。

私の場合は、みんなで同じものを順番に読む活動をしていたので、
かなり義務感があったのですが、好奇心にまさるものはないと思っています。

なので、ぜひ、沢山のペーパーバックを置いてある本屋さんに行って、面白そうなもの、表紙が美しいもの、心惹かれるものを手にとってみてください。

そして、裏表紙にあるあらすじや、最初のIntroduction部分を立ち読みしてみてください。

そして、続きを読みたい!と思ったものを購入して、読み始めましょう。

  • TOIECリスニング問題集に取り組む

この頃から、リスニングについても、問題集を購入して、ひたすら練習をしていました。

  • TOEICの過去問題集に取り組む

そして、どのレベルのスコア獲得にも欠かせないのがこれです。

試験の1ヶ月前から、徹底的に過去問や模試をやりまくる。 

テストの形式に慣れておくことは本当に強力な対策です。
一つ一つのパートについて、どのようにしたら時間内で正確に答えることができるのかを自分で戦略を立ててそれを実践し、
その結果どのくらいその部分のスコアを獲得できたのか、獲得できなかった問題は何が悪くてスコアを獲得できなかったのかを可視化することができます。

ここがうまく行かなかったから、この問題ができなかった、じゃあ次はこうしてみようという具体的な対策が見えてきます。

  • 勉強時間の確保方法

この時期には、朝と夜の通勤電車の中、約20分間、会社から帰宅した後、
夕食後、就寝前30分、そして土日を英語の勉強に使っていました。

寝ても覚めても英語の勉強、という状態ですね。

これを一年しっかり継続しました。

通勤電車の中では最初はペーパーバックをスマホの辞書を片手に読み、
夕食後の勉強時間では、リスニング問題集や、TOEICの過去問題集に取り組み、
就寝前の30分でまたペーパーバックを読み、
そして、ペーパーバック6冊をすべて読んだ後は、通勤電車の中で、英語の英文法テキストを読み、その問題を解く、という勉強法を継続してきました。

4. まとめ

いかがでしたでしょうか?

TOEICで高得点を取るメリットとデメリットを把握した上で、達成に向けて努力するのは、とても意義があることだと思います。
特に、日本でグローバル展開している会社では、そのメリットが大きいと言えるでしょう。

必要に応じて、TOEIC S&Wを受験してみるのもありですね。
この記事が社会人になってから本気でTOEICで800点超えを目指そう!
と決意した方にとって、有益な共有となりましたら幸いです。

TOEICで800点超えを取ることができた、という結果は大きな自信に繋がります。

ぜひ、チャレンジしてみてください。

 

天野 木蓮

Scienceとプログラミングが大好きです。 Scienceは、神様の考えていることがわかる学問、プログラミングは計算機の発見の延長線上にある、人類が発見した知恵だと思っています。 親ガチャで、機能不全家庭で育った私が、大人になってからどうすれば、この資本主義社会の中でより良くより豊かに快適に人生を楽しめるかを見出した知恵を配信しています。