天野の賢象ダイアリー

2021/10/19

豊かな人生とは?

Life

天秤に金,金の印鑑,収穫を量る

こんにちは、天野です。

 

皆さんは、豊かな人生と聞くと何を思い浮かべますか?

 

成功

十分な収入

イケてる容姿

沢山の財産

美味しくて高級な食事

きれいで広々とした住まい

元気でいること

 

などなど、たくさんあると思います。

 

けれど、youtubeの広告や、ビジネスのCMなどでは、経済的な成功が豊かさだ!と主張しているものがたくさんありますよね?

 

 

そんな情報に囲まれていると、経済的に成功することだけが、豊かであるといった、価値観を植え付けられてしまいそうです。

 

つまり、豊かさとは沢山のお金を持っていること、みたいな。

 

 

実際、私も経済的な成功をひたすら目指して仕事を頑張っている部分ってかなりあります。

 

けれど、最近になって思うことは、

 

例えば、年収1億を目指そう!と思って、それを達成したときって、どうなんだろうと思うのです。

 

人が、一日で消費できる食材や、衣服、資源は、常識的な範囲での使用量だったら、そんなに使わないと思うのです。

なので、実は年収1億まで稼がなければ生活できない、なんてことは全然ないと思うのです。

 

もちろん、そこまで稼いだ状態だと、見える世界も変わってくるので、そこからまた、新たに挑戦したい仕事や人生の意義などもあるでしょう。

 

けれど、とにもかくにも、金、金、金、という状態になるのは、目に見えない心の部分の豊かさが、激減している状態になっていると思うのです。

 プラットフォームで出店している通販のショップでの塩対応。

責任を取らずにとりあえず、売れればいいと思っているような対応。

ファミレスでの融通の効かないマニュアル対応。

時間売りで終始しているアルバイトへの教育

私は、まだ年収1億までなんて全然稼いでいないので、稼いでいないお前が言っても説得力ないよ、という意見があるのも十分承知しています。

 

そして、何を隠そう、私も現在しっかり、年収アップのために自分のビジネスを構築している途中です。

 

目標値もあります。

 

けれど、それに向かう途中で、ふと、豊かさって何かということをよく考えたので、ここに書いてみることにしました。

 

そして、現在私は、リモートワークの恩恵に預かり、一日の時間をとても有意義に使えています。

 

家事の時間、子育ての時間、仕事の時間、生活に必要な睡眠、食事に関する時間などが、とてもバランスの良い状態になっています。

 

ここまでの状態になって、心にゆとりができて思うことは、

お金は快適に過ごせる額まである程度は必要。

けれど、それ以上稼いで、贅沢をする状態になるまではもしかしたら

 

そんなに必要ではないかも…

 

と思うようになりました。

 

つまり、生活費として消費するお金は、ある一定以下で十分だと、意識できたのです。

 

けれど、家庭を持ち、子供がいる状態だと、子供の人生への投資には、やはり、かなりのお金が必要になってきます。

 

もちろん、このお金は、夫婦で頑張って稼いで生み出していきます。

 

けれど、純粋に生活に必要なお金は、収入が劇的に増えたからと言ってそれに連動させて増やさなくても全然いいなと思うようになりました。

 

それよりも、必要なのは目に見えない豊かさを増やしていく、ということです。

 

それは、賢さを育むことによって、生み出すことができる知恵です。

 

例えば、うちでは、私は、料理は基本的には、一日に一回しかしません。

 

夕食のときの1回だけです。

 

子供が育ち盛りなので、おかわりが来るので、多めに作っておきます。

そしてついでに、次の日の家族の朝食も作ります。

 

そして、朝は、用意した朝食を家族が起きるタイミングで温めて出します。

 

そして、夕食の残りは、私の次の日の昼食です。

前日に作ったばかりなので、ふつうに美味しいです。

温めれば、すぐに食べられるし。

以前、海外、ヨーロッパだったかな、では、毎日同じメニューが続いていても、家族は一切不満は出ないという、テレビ番組を見たことがありました。

 

日本だと、2日でも同じメニューの夕ご飯が出たりすると、不穏な空気を醸し出す家族が出てくる可能性は高いように思います。

 

え?

手抜き?

 

みたいな空気ですね。

 

まあ、アジアではそんな空気が出やすいかもしれません。

 

けれど、作りすぎた夕飯を次の日のお昼に食べるのは、私だけです。

 

私自身も、ご飯は毎食、毎日違うものを食べるもの、という価値観を捨て去ればよいだけでした。

 

そうしてみると、しっかりした夕飯メニューを次の日のお昼に食べられるわけなので、新たに袋ラーメンで少し野菜を炒めてのせたり、

何か作ったりするより、温めるだけで結構しっかりしたお昼ごはんになるわけです。

 

しかも、新たにお昼ごはんを作らなくなったので、食費や、光熱費の節約にもなりました。

 

つまり、その分のお金が節約でき、その分経済的に豊かになったのです。

 

しかも、野菜、主食、おかずと夕飯のバランス良い構成で食べられるので、健康もキープできます。

 

つまり、健康という富も手に入れられたのです。

豊かさってこういう事でもあるなと思った瞬間でした。

 

なにも、一生懸命お金持ちにならなくても、こんな日常の工夫で簡単に手に入れられ、心も体も満たされる。

 

資本主義システムの今の世界で、お金がとても重要なアイテムであるということは十分承知しています。

 

そして、未だ私は、自分は経済的に超余裕のお金持ちだ!とは決して胸を張って言える状態ではありません。

 

よく、お金よりも大切なものがある、というのは、大金持ちが言うからこそ説得力があり、そうではない人が言うのは負け惜しみだというような捉え方があることも知っています。

 

けれど、やはり、ふと、メディアや、社会的な通念から一歩、下がって落ち着いて自分自身と対話したときに、沢山のお金以外でも感じられる豊かさ、って結構たくさんあるなと思うのです。

 

そして、その豊かさに、目を向ける人がたくさんいる世界って、これもまた、豊かな世界なんじゃないかな、なんて思います。

 

天野 木蓮

Scienceとプログラミングが大好きです。 Scienceは、神様の考えていることがわかる学問、プログラミングは計算機の発見の延長線上にある、人類が発見した知恵だと思っています。 親ガチャで、機能不全家庭で育った私が、大人になってからどうすれば、この資本主義社会の中でより良くより豊かに快適に人生を楽しめるかを見出した知恵を配信しています。